「物忘れが激しく、携帯が使えない」
5月9日、エンジニアの義兄が大網へやってきて妻は喜んだが体調がいまいち優れないようだ。
「11時半、あんちゃん(兄)がわが家へ。初です!! 埼玉県の大宮から2時間半かけてきてくれました。ありがとう。
お昼は夫がお寿司を買ってきてくれたので食べました。本当は1泊してくれたらいいんだけど、忙しいみたい。帰りは車がないので15時にタクシーを呼びました。また会えるよね!!
咳が出るので、リン酸コデインを4回飲まないといけない!! 字を読むのに時間がかかり、集中力がなくなり、右目の視野が狭くなった気がする」
わたしは三男を野球に迎えにいったあと、大里綜合管理で第29回フォーラムの講師を迎える。
今回の講師は池本美香氏(㈱日本総合研究所主任研究員・日本プレイセンター協会代表)で「世界の子育て事情と日本プレイセンター協会の取り組み」がテーマ。
プレイセンターは、親がみずから教師役になって、子どもと一緒に家族で成長しようという考え方。
ニュージーランドではプレイセンターで活躍した母親が、国のトップの総督や首相になっているという。
母親が政治の世界にはいって子育ての課題を解決していけば、選挙権のない子どもたちのための政治が行使できる。
そうすれば日本の待機児童の問題などはそもそも起こらないし、国家百年の計の政治となる。
氏は「シンクタンクの研究員として大里綜合管理の学童保育に興味があり一度きてみたいと思っていた」とのこと。
翌日、東関東連盟夏季大会2回戦(1回戦不戦勝)が行わわれ5対3で辛勝。
初回わずか11球で三者連続三振に仕留めたエース若田くんが2回に3四死球を与えセンター前ヒットを打たれるなど乱調。
3回から天賀・仲根城くんのリリーフ陣がよくふんばって抑えた。
三男は1打数0安打1四死球。
母の日にさいして妻は現状と思いの丈をつづっている。
「カーネーションをもらう。体調があまりよくない。暑さのせいもあると思う。なんだか頭がボーッとする。物忘れが激しすぎる。ふとケータイの使い方や、モノをどこに置いたかがわからなくなったりする。視力も低下しているようだ。食欲もあまりない。あす長女が帰ってくるから元気でいないといけない。元気を出すぞ~、エイエイオー。
三男たちはきょう勝つ!! 良かった。全国大会、世界大会のために一つひとつ確実に進んでいってほしい。頑張れ!! 母はなにもしてあげられないいけど、ごめんね!!」
数学が得意で理系脳の妻の頭に、なにか異変が起きているようだ。
(つづく)※リブログ、リツイート歓迎