273.「駿台予備校へ行かせてほしい!」

  1. 朝飯前の朝飯

「駿台予備校へ行かせてほしい!」

 次男は関東学院大学経営学部のA日程、B日程、C日程すべてをのべ十回ほど受験したが、いずれも桜が咲かなかった。

「どうだった?」

「ぜんぶ落ちた」

「これからどうする?」

「駿台予備校へ行かせてほしい!」

「予備校も大学なみの授業料だ。生半可な気持ちで通ってほしくない!」

「ちゃんと勉強する!」

「1年間予備校へ通うわけだから今回受験した関東学院大学レベルにとどまるなよ」

「わかっている。おれ、法政大学の経営学部へ行きたいんだよね」

「法政か? 東京六大学のひとつだし、経営学部は人気だから心してとりくめ」

「わかった」

 わたしはなけなしの銀行口座から駿台予備校池袋校へ振り込み入校手続きを行なった。

 次男は3月から長女がでていった東京の家の3階北東向きの部屋と予備校で1日13時間の猛勉強をはじめた。

 通学時間は必ず、手に英単語カードを持っていた。

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