野球少年が不憫だ!
6時に家を出発し、6時40分に千葉市天台の千葉スポーツセンター駐車場へ着く。
寒の戻りでしばれる。
徳川洋文監督夫妻やコーチに三男を託し、小見川リトルリーグのグラウンドに向けて発車する選手車を見送る。
大網へ戻り、大里綜合管理に寄って、6月のフォーラム参加申し込み数を確認。
昼食後に、千葉リトルリーグの重田父へ電話する。
「きょうの戦況はどうですか?」
「0対4、水戸西リトルリーグに初戦敗退です」
「ええっ、マジで?」
「第2試合は船橋リトルリーグに4対1で勝ちましたが、水戸西リトルが船橋リトルに連勝です」
「三つ巴を2勝しなきゃ勝ちあがれないんだ?」
「ええ。もう春の大会は終わりです。すでに天台の駐車場で解散して、それぞれ家路に向かっています」
去年の秋季大会優勝で、今回予選敗退とは信じられないが現実らしい。
川野母の携帯へ電話すると、「いま大網に戻っている途中」と言う。
三男が帰宅してから話しかける。
「残念だったな」
「水戸西に勝てなかった」
「敗因は?」
「打てなかったから」
「全国大会へ行くためにバッティング練習せんとな」
「そうだね」
三男は第1試合が7番センターで0打数0安打、第2試合が5番サードで2打数1安打とのこと。
最近、わが家に覇気がないからか、三男から笑顔が消え、バットも湿っているようだ。
親として野球経験がないので技術面の指導ができない、妻の病気で応援にも行ってやれないなど、なにもできないことが歯がゆい。
息子が不憫だ!
わたしは「応援に行ってやれなくて悪いな」とつぶやいた。