284.「わたしはウエディングドレスを着たことがない!」

  1. 朝飯前の朝飯

「わたしはウエディングドレスを着たことがない!」

 わたしは笹原母が子どもたちとうまくやっていってくれると確信して、2月に入籍した。

 その前にわたしは婚約指輪をケチろうと思ったら笹原母が「婚約解消だ」と言いだしたので、逆にハリー・ウィストン銀座本店で大金を投入することになった。

 結婚指輪は当時、俳優の小栗旬と山田優が買ったと言われていたブシュロン銀座だ。

 わたしは財布と相談してヒヤヒヤだ。

 結婚披露宴も「わたしはウエディングドレスを着たことがない!」という理由で箱根のオーベルジュで行なうことになった。

 ただし「披露宴を行なうのであれば案内状を印刷しないといけないな?」と言うと、「いらない。電話をかけて、きてくれるというひとだけに案内メールをすればいい」との返事だ。

 わたしとお金をかけるところがまるで違う。

 どうせ彼女の思い通りになるので反対するだけ徒労に終わる。

 披露宴に仲人をたてないで、わたしは主賓を寺本元編集長夫妻にお願いした。

 親族では長女、次男、三男、実家から両親やきょうだい、従兄らが参加してくれた。

 長男だけは「ガソリンスタンドの正社員になったばかりで休めない」といって断ってきた。

 笹原母は「きてくれた列席者には120%満足してもらう」といって手づくりの趣向を凝らした企画、シェークスピアばりの演出で盛り上げた。

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