東京と千葉、修学旅行をめぐる方針に違い
三男が9月15日から17日まで2泊3日で奈良・宇治・京都の修学旅行へ旅だつ。
「この中学校は、態度のわるい生徒を修学旅行へ連れて行かないんだよ。Aが『行けない』と言われた」
「どうしてか?」
「以前、修学旅行先で問題があったらしいんだ」
「行きたくて行けないんならつらいだろうな。積立金は?」
「返金するって」
「修学旅行では班行動するのか?」
「ぼくたちの班、まじめな人間ばかりでおもしろくない」
「修学旅行は遊びに行くんじゃないからな。名所旧跡などで見聞を広めるためにある。そのためにはまじめなメンバーのほうがしっかりまわれるからいいだろう。あとはチームワークをどう発揮するかだ」
「うん(完全には納得していない模様)」
以前、家族旅行したときも、わたしが城や寺社へ行くと、子どもたちはつまらない顔をした。
4人のうちひとりぐらい歴史に興味を示すかと思ったがそうではないらしい。
千葉の中学校では、次男の担任が「不登校(ひきこもり)の生徒にも修学旅行の思いでをつくらせてあげたいのでその子の家に行って誘ってほしい」と言われたことでミイラとりがミイラになって次男も不登校になった。
東京と千葉の中学校の修学旅行をめぐる方針、どちらが正しいとは言えないが、だいぶ違うということがわかった。
三男は「大仏や平等院、清水寺を見てきた」と言って修学旅行から帰ってきた。
この間、三男の三度の飯のしたくをしなくてもよかったわたしは外食で楽をすることができた。