236.映画「僕たちのプレイボール」完成披露試写会が行なわれる

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映画「僕たちのプレイボール」完成披露試写会が行なわれる

 千葉リトルリーグから「リトルリーグ誕生70周年を記念して製作され、選手たちも撮影に協力した映画『僕たちのプレイボール』の完成披露試写会が2月28日に中野サンプラザホールで行なわれる。できるだけ多く参加するように」と連絡があった。

 当日、西練馬リトルシニアに「映画を見てきます」と言って三男を早退させ、長女、長男とともに参加すると、千葉リトルリーグのなつかしい顔がある。

 映画は、アメリカのリトルリーグでプレイしていた少年が、メジャーリーガーの父親が肩を壊しマイナーリーグへ降格したことで、母親とともに帰国し、日本のチームでリトルリーグ世界大会をめざすという設定だ。

 元千葉リトルリーグの投打の要、若田選手が相手チームのエース役として大写しで登場すると、「うおーっ」という声があがる。

 三男も相手チームのキャッチャー役として2回登場するが、マスクをかぶっているので顔がみえない。

 映画の上映が終わると、キャストが壇上へあがる。

 父親役の吉田栄作氏はつぎのようにスピーチして笑いをさそう。

「お客さんの中には、リトルリーグに入ってるひともたくさんいると思います。日本一を目指すことはたやすいことではないかもしれないが、ぜひ夢を追いかけてもらいたい。野球選手ってお尻がプリッとしていますよね。ぼくはバスケットボール仕様のお尻だったので、野球仕様にするために、全編にわたりお尻に綿を入れていました」

 母親役の羽田美智子さんも撮影での裏話を披露する。

「高校時代、ソフトボール部だったので野球は大好きです。いまオリンピックで盛り上がっていますが、夢に向かって一所懸命に生きるひとはみんなヒーローだと思います。野球選手のおくさんというと、聡明で頭の回転が早く、瞬時にいろんなことを察知し、そして料理が上手というイメージですね。料理のシーンはうまく見えるように頑張りました(笑い)」

 その後、客席後方にこの映画でエグゼクティブプロデューサーをつとめた元メジャーリーガーの新庄剛志氏がアメリカンショートヘア、サングラスで登場すると、客席から大きな歓声と拍手で最高潮。

 吉田氏がふたたびマイクをにぎる。

「新庄さんから、ピッチングフォームなどをみっちり教わりました。その場で知り合いのピッチャーに電話してくれたり、アメリカや日本の選手の映像を見ながら『この投げ方が好き』などと助言してくれました。ちなみに、新庄さんもお尻には気をつかっているそうです(笑)」

 一方、この日「腹痛のため欠席です」とアナウンスされていた新庄氏だがサプライズで登場し、「映画、すごくよかった!」とキャストをたたえた。

 最後に「この映画はゴーシネマ配給で5月公開です」とアナウンスがあり参会した。

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