234.藻谷浩介氏講演で平成23年が明ける

  1. 朝飯前の朝飯

藻谷浩介氏講演で平成23年が明ける

 平成23年の最初の、大里綜合管理での第45回フォーラムは藻谷浩介氏(日本政策投資銀行参事役/当時)による「人口減少時代における、地域の課題! まちづくりの成功例」の講演。

 中学2年生の三男を東京へ置いて千葉へ。

 この時間にお見えになるだろう電車に合わせて大網駅で待機し、藻谷氏の顔を見かけて「きょうはありがとうございます」と声をかけると「えっ迎えにきてくれたんですか? まずい。まだ時間があるのでまた電車に乗ってひとりで会場に行きます」と言われたので仕方なく会場へ戻る。

 藻谷氏は時間通りに会場入り。

「あれからどうされたのですか?」の質問には「ちょっと」とはぐらかされる。

 藻谷氏は平成の大合併前の全市町村98%を踏破し、講演は年400回超。

    年400回超といえば1日複数回の講演をこなす計算になり、勤務先にもほぼ出勤しないらしい。

 その多忙な合間にたまたま会場の大里社長の野老真理子氏の講演も聴いたという。

 地理、歴史、社会、金融等、さまざまな観点からの教養に満ちた講演に会場は満足感が漂う。

 講演後、『デフレの正体 〜経済は「人口の波」で動く〜』(角川グループパブリッシング)と『実測! ニッポンの地域力』(日本経済新聞出版社)にサインを求めると、「これ(『実測! ニッポンの地域力』)を読んでくださっているのですか?」と感心された。

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