270.次男の暖房と遊興にあきれる

  1. 朝飯前の朝飯

次男の暖房と遊興にあきれる

 次男が奥星余市高校の卒業式を終えて北海道から帰ってくる。

 下宿先から暖房費6万円の追加請求があり、大家さんに尋ねると「息子さんはこの冬エアコンを常時つけていた」とのこと。

 本人とやりあう。

「暖房費の請求が6万円きたがどういうことだ?」

「各部屋ごとに請求がくるとは知らなかった」

「つけっぱなしにしていたのか?」

「寒いから」

「どんな状況にせよ、不在時のつけっぱなしは最低だ。無駄遣いしていいという考えはおかしいぞ。これだけ地球資源が枯渇している現状ももうちょっとは考えよ!」

「……(返事がない)」

 しかも袴代として渡していた10万円を同級生や後輩たちとの遊興でパーにしたという。

 泣きたい気持ちだ。

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